

























Clinic diredtor’s meeting room
住まいと併設しているクリニックとの間に、客間件ミーティング室を設置。
非常時に使用も可能な畳の部屋は、テーブルとチェアーを置けば、書類を広げた打合せの出来る応接室にもなります。
以前は小さな床の間がありましたが、現在は面影を残しつつ窓上のカウンターと一直線上に敷板のみ設置し、アクセントパネルをバックにお花や軸などを飾っていただけるようにしています。
このアクセントパネルは、取り換えが可能になっており、お部屋の模様替えに簡単に対応可能となっています。アクセントパネルのカラーはテーブルやチェアーそして植物のグリーンの色が絶妙なバランスで入っている素材をセレクトしています。色数を限定し、まとめることで落ち着きのある空間に仕上げています。
平面的になっている床の間に、間接照明のラインが奥行きを感じさせ、障子の桟のラインとともに四角のモジュールを引き立たせています。また壁面の片側は「床座」の目線に心地よい高さに目地にてラインを付け、反対側には入口の建具のラインに合わせて「椅子座」に心地よい高さにラインを付けることで、違和感のない非対称でありながら視覚的にバランスよくしています。
そして、入口の縦格子、障子の縦残、アクセントクロスの横柄、ペンダント照明の縦残のデザインの統一を図っています。
弊社からのご提案
限られた空間の中でも、色数を限定し、和に適した面積の比率で設計し、モジュールをきれいに合わせることで、洗練されたモダンな和空間に仕上げることができます。
また、客間としてリラックスした雰囲気と、打合せ室として書類を見るための活動的な灯りとでは、照明の色温度や位置(高さ)なども繊細に使い分けできるようにされるのをお勧めします。
このお部屋も、回路を分けて色温度も変えられるようにしています。快適に過ごすためにインテリアデザイナーの知識や経験を役立てて頂きたいと思います。