ストーリー(5)-2 K residence
ストーリー第5弾-2
1に続いてLDKやその他のお部屋のご紹介。
現地調査で、前の住人の方がお住まいの際にお客様と拝見させて頂きました。
リビングは一段上げて畳コーナーになっていました。この写真はすでに前オーナーが引っ越しされて本格的に採寸させていている時期です。
アウトドアにも慣れていらっしゃるお客様は、どこでも居心地の良い場所を作ってくださり、現場採寸もとても気分良くさせて頂きました。
その後、色々ヒアリングやお話しさせていただき、床はフラットにし、キッチンは対面式のアイランドにしました。
ダイニングテーブルは、奥様の生徒さんに座っていただく教室としても使われます。
アイランドキッチンのダイニング側にはカウンター兼収納を配置していますので、食事の際と教室の際で使い分けしやすくなっています
ご提案の際の3Dパースです。
お手持ちの家具を、視覚的なバランスやライフスタイルに合わせてレイアウトし、装飾や造作をお手持ちの家具のデイデールに合わせてデザインしました。
カーテンやクッションはウィリアムモリス。
最終的には、リビングは苺泥棒🍓モリスの代表作になりました。
奥様の得意なお料理がしやすく、家族とのコミュニケーションもとりやすく、生徒さんとのお教室も進めやすく、テーブルを移動して簡易的なダイニングとしても将来使いやすく、収納もタップリ取れる、そんなキダイニングキッチンが実現。
奥様の中ではすでにイメージは固まっていらしたので、スムーズに進みました。
カリモクのDomaniのダイニングテーブルに合わせて装飾モールや飾り棚の棚などディテールや色など合わせながらデザインしています。
ニッチの壁もウィリアムモリス。
天井からカーテンを付けるため、カーテンボックスもディテール合わせてデザイン。
塗装色は、カリモクDomaniの家具の木に合わせて塗装しています。
リビングの建具は引き込み戸、こだわりの1200開口、そして建具枠もガラスもこだわています。
玄関もフォーカルポイントとして、コンソールを置いてデコレーションして頂く場所をつくりました。
ウィリアムモリスの大胆な柄も優しい色合いで素敵な壁になりました。
現在、奥様が季節感あるデコレーションを楽しんでいらっしゃいます。
次にトイレです。ベーシックな白い壁の白い便器のトイレでした。
ウィリアムモリスの壁紙を使う事は決めていらしたので、色や柄等コーディネートをさせていただきました。
1階トイレ
腰下はビニールクロスでメンテナンスしやすい腰壁です。
2階トイレ
やはり腰壁はビニールクロスでメンテナンスしやすくしています。
2階は建具やフローリングは以前のミディアムカラーのままにしていますので、色の選び方も違ってます。
2階の廊下は以前は、左は壁は何の変哲もない腰壁でしたが、
収納を創り、扉はウィリアムモリスの扉を作っています。この収納の上部をカウンターとしてオーディオルームを眺められる場所になってます。
次に洋室です。
以前はこんなお部屋でした。
やはり落ち着いたウィリアムモリスのお部屋を希望され、梯子は不便なので階段に変更を希望されてました。
ご提案させていただきましたのが、この3Dパースです。
最初のご提案から少し明るめになりましたが、こんな感じになりました。
中古住宅がウィリアムモリスのイメージで蘇りました。
お客様が分離発注され、現場監理もされるというイレギュラーな進め方ということもあり、昨年夏の完成予定が年末まで工期がかかりましたが、VEを進めながら、お客様がjujuご提案のイメージを、忠実に再現するために色々工夫をしてくださっていたことが、とても感動しました。
VEとは
『Value Engineering(バリューエンジニアリング)」の略で、性能や価値を下げずにコストを抑えることである