Works

H clinic director’s Office

clinicの院長室のリノベーション。
『ジムのある院長室』
健康管理の為、ランニングマシーンを設置されていた院長室ですが、手狭になりランニングマシーンがあるために落ち着かないオフィスになっていました。
デスク、書棚、OA機器、ランニングマシーンを快適な配置に変更し、デスク周りの雑然とした配線なども含め、『魅せる&隠す』を使い分けて機能的にデザインさせて頂きました。
用途に合わせた照明計画をし、白木を基調とした明るい中にも、空間を引き締め落ち着きのある雰囲気にするために黒を差し色にデザインさせて頂きました。
また、OA機器やなどは、来客がある際やリラックスする際には隠せるようになっており、on&offの切り替えが可能にしています。
事務的なオフィス什器を並べただけでは、出し得ないハイセンスなオフィスに蘇りました。

弊社からのご提案

昨今、コロナ禍の影響もありおうち時間やリモートワークのあり方が問われることが多くなりました。

今回のリノベーションも、救急搬送診療の受入もされるクリニックのドクターの長時間勤務を支えるオフィス。
精神的にも肉体的にも考慮し、快適に過ごせる工夫をさせていただきました。

□基本照明と間接照明を使った、タスク・アンビエント照明。
(作業面を明るくするタスク照明と作業面の周辺環境を照らすアンビエント照明)
を上手く計画することで、用途に合わせた空間創りができ、機能的で、省エネにも役立ちます。
書棚の間接照明は、棚に埋め込むカバー付きライン照明を採用していますので、眩しさを軽減しつつ棚に置かれている対象物もしっかり照らし、基本照明を消灯すると、落ち着きのある空間を演出します。

□動線シンプルにするための適材適所のOA機器の配置。
 使用終了時には、隠せる設置。

□動きを最小限にする為のスライド扉のシェルフ。
 2連のスライドレールで、魅せる、隠すを使い分け、色んな表情を出せます。

□落ち着きと品格を出す為の厳選したカラーとマテリアル
 白木、白木に相性の良いトープ色の床や窓装飾、アクセントにブラック。面積比を抑え、木目を活かしたブラックはとても落ち着いた雰囲気を醸し出します。
アクセントの壁紙は、自然を感じられる植物柄。色は統一感を出す為に調和する色をセレクト。

□出窓の調光ロールスクリーン
 採光を取り入れつつ、視線の調整ができ、インテリアに合わせた横型のロールスクリーンをセレクト

今、オフィスや住居の垣根はなく、カフェ風とか、グランピング風とか、ホテルライクなどの住まい創りをする方も増えています。
今回はジムのある院長室のご紹介でしたが
自由な発想で、過ごす方が一番快適な空間を実現して頂きたいと思います。