ストーリー(9) M residence
インテリアデザイナーとの住まい創り
ストーリー第9弾
以前、ホームシアターの雑誌に載ったり、houzzでBest of houzzを頂いたリノベーション物件のご紹介
最初にこの情報をお伝えしたのは、私自身が共感してくださる方の多さにとても驚いたからです。
お客様から連絡を頂き、マンションを購入したんだけれど、設計変更(新築前からオーダーメード)をデペロッパーさんのシステムで進めているが、プランが気に入らないし、全体像が見えてこない・・・
出来ればJujuでお願いしたいということでした。
デペロッパーさんのシステムがありイレギュラーなことですので、可能かを確認くださりOKが出ました。
Jujuが以前何度か仕事をさせてもらったことのあるデペロッパーさんでしたのもあり、亀井さんならと仰って頂き、Jujuでお受けすることになりました。
皆さん好意的で、出来上がりを楽しみにしてくれていました。
さて、ここで重要なコンセプト『男の部屋』
単刀直入です。男性が一人で好きに過ごすせる趣味の部屋。
下の写真が、出来上がった空間です。
4LDKのお部屋を.2LDKに変更しています。
異形なLDKを活かしてホームシアターリビングとし、和室をなくして畳コーナーとしました。
キッチンからも、畳コーナーからも、バルコニーからもホームシアターを楽しめる様になっており、ホームパーティーなどもしやすくなっています。
iPad一つで、照明、カーテン、スクリーン、プロジェクター、音楽、映像が操作できるようになっています。各お部屋で音楽や映像は同じように見れるようになっています。
と言っても今はスマホなどで、当たり前になってきていますので、そんなに驚くことでも無いですね。
スクリーンを下ろすとこんな感じでなります。
ソファーは、長時間のシアターを楽しめるように頭をしっかり預けられるタイプのソファーです。
通常は背を折り曲げて低くしています。
ダイニングテーブルはガラステーブル。
チェアー共に脚に特徴があり、非日常を演出してます。
奥にあるコーナーが畳コーナーです。
そして、アートを飾る場所、フォーカルポイントには、最終段階で同行しましたアートギャラリーで、草間弥生の黄色いカボチャを気に入られ、購入されました。
フィニッシングを依頼いただいておりましたので、アートダイレクションまで、させていただき、いくつかご提案させていただいた中の一つが、黄色いカボチャでした。
実はもっとハードでワイルドな男っぽいアートもお勧めしていましたが、資産価値の一番高い有望な作家のアートを選ばれました。
ps 資産価値としては、当初より3倍以上になっている草間弥生さんの黄色いカボチャ。それもも含め喜んでいただいてます。
そして、和室を取っ払ってリビングと繋げた畳コーナー。リビングからは見えない、パーテーションで間仕切ることが出来ます。客間としても使えます。
この間仕切りは天井で吊っていますので、床には段差や溝はありません。リビングの延長空間としてスッキリ見えています。
窓のない客間に、木蓮の窓と称して、壁紙を貼っています。
トミタさんの壁紙です。とても素敵です。
来客用のお布団や座布団などを収納する押入れを吊り収納として、違い棚の延長として飾れるスペースをつくりました。
この飾り棚は、実はリビングからテレビボードと繋げてデザインしています。
実際にこの空間に立って頂くと、皆さん気がつかれます。
リビングのTVとスクリーンをどう魅せるか、そして隠すかを考え、TVが壁に馴染む様に選んだ、凹凸のある石の壁、スクリーンを巻き上げる為の下り天井。
造作家具のデザインに合わせて、選んだラグ。
映画を観て寛ぐ為のパーソナルテーブル。
とブランデーとグラス。
この雰囲気が、とても共感を得て、houzzさんの2017年Best of houzzを頂きました。
人気があり、世界中の登録者の方々がアイデアとしてこの写真を保存くださったことでいただける賞です。
TVボードのデザインはスピーカー内蔵している為、スリットのデザインになっています。
ソファーは前から見るとこんなソファーです。
バルコニーでも、リビングシアターを見ながら寛げます。
キッチンは、マンション指定のキッチンですが色のセレクトと、カップボードのデザインをさせて頂きました。家電収納やこだわりのお料理グッズ収納やバーとして使いやすい様に色んな細工をしてあります。異形な間取りや天井の梁もデザインで素敵に見える様にしています。
LDKのリノベーションのご紹介でした。
次は他のお部屋のご紹介。第9弾-2を覗きに来てください。🤗