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伝統工芸視察編(1)

以前、創作和紙を制作する物件があり以前から交流のある越前和紙の里を訪れた時のことを書きます。

jujuでは、伝統工芸をインテリアデザインの中に取り入れて、継承しながら楽しんで頂く事もしています。

色々な工房がある中で今回は、こんな創作和紙のご紹介。

 

越前和紙は大きなサイズの創作和紙が製作できる事もあり、インテリアの建材(マテリアル)として色んな使い方があります。

障子や襖などで生活の中で身近なところに和紙を見ている方は多いと思います。

現在は和紙単独でもアートのような和紙や、和紙とアクリル、和紙とガラス、和紙と塗装など色んな新しい建材があります。

この時は、パーティションや簾、欄間、照明など造作するために拝見させて頂きました。

職人さんの手作りなのが、とても味があって素敵でした。

和紙アート

和紙アート1

創作和紙で作られた建具も拝見。

 

和紙の建具

 

和紙の建具2

亀井が、寝不足が続いて・・でバンバンに太ってた時なので、チョット恥ずかしいので、載せるのを迷いましたが、この写真が一番サイズ感が伝わりますので、載せます。

職人さん(もうアーティスト)と写真撮ってもらいました。

 

こんな小物も作っていらっしゃいました。

伝統工芸のお土産屋さんなどで販売している物でも、昭和の時代から変わらないデザインでそれが良さとして見えるものと、現代の感覚には古臭いものとあります。

 

興味を持ってもらって、日常の中で大切に使って頂き、継承していただけるような物を考えていく必要があると、強く思いました。

実は昨日、カンブリヤ宮殿を見て、食の『究極のセレクトショップ』社長を知り、今日のプロぐの内容を伝統工芸に変更しました。

美味しいものは、小さな工房に多い。そのようなところを無くして(倒産させて)はいけない。素晴らしい腕を持った職人さんに手を差し伸べ、パッケージや店作りを現代に受け入れられるように変えていくそのバイタリティに感化されまして。

ご覧になってた方には、ご理解いただけると思います。大胆に亀井に直ぐに何かが出来る訳ではありませんが、インテリアデザイナーとしてできる事に取り組んで行きたいと思います。

和紙の小物

 

 

和紙バック

 

和紙のうちわ

 

スタンド照明は、優しい素材がとても心地よい灯でした。

和紙のスタンド照明

 

創作和紙を使用した物件も、今後ご紹介させて頂きます。

伝統工芸の継承は、作り手だけが頑張っても、使い手である消費者が楽しんで使っていただけなければ実現していきません。

それを実現するためにインテリアデザイナーとしての役割があると感じています。

今後も、伝統工芸視察編で色々ご紹介していきますで、覗きに来てください☺️