ストーリー(11) M residence
インテリアデザイナーとの住まい創り
ストーリー第11弾
M residence
お客様より、ご依頼いただいた時は既に新築マンションの最上階を2部屋繋げて既に作り始めていました。
4LDK✖️2のスペースを3LDKにオーダーしていらっしゃいました。
どのように空間を作れば良いか悩ましいと言うことと、自分の好みを理解してもらえるコーディネーターさんがいませんか?と言うことで、亀井が担当する事になりました。
亀井で4人目だったそうです。相性とかありますので、気に入って頂きとても良かったです。☺️
お決め頂いたのは、
・空間の使い方(最上階の天井高さも含め)
・カラーコーディネートが好みに合っていた。
・全体のインテリアデザインが好みに合っていた。
・飼っている人見知りワンチャンが打ち合わせ中に亀井の膝の上に乗って気持ちよさそうにしていたから
と言ってくださいました。
白をベースに、ピンクベージュで優しくエレガントな空間に仕上げました。
キッチンの面材をダークブラウンの木目でセレクトし、脚物(テーブルやチェアー)も同系のカラーで優しくフェミニンな中にもネオクラシックで高級感を出してます。
リビングとダイニングの間には、大きな梁がありエアコンのダクトなど目立つものが沢山ありましたが、思い切ってフォーカルポイントとし、アートもイメージカラーで特注し、デコレーションしました。
ダイニングのキュリオケース、フォーカルポイントのサイドボード、リビングのテレビボードはお部屋のサイズ合わせ造作しました。
折り上げ天井などのデザインと合わせています。
ソファーやダイニングチェアーの張り地はメーカーオリジナルではなく、イギリスの生地を選んでいます。
ピンクゴールドの柄のある生地で、とても気に入って頂きました。フェミニンな色使いでも、テクスチャーでグッと大人っぽく仕上げられます。
照明器具は、リビングとダイニングはデザインを統一して、お部屋の広さに合う照度のシャンデリアにしています。
奥様からのオーダーでフラワーアレンジをさせて頂きましたので、撮影時に合わせてテーブルセッティングをさせて頂きました。
折り上げ天井にはモールを回しています。
特に玄関ホールは天井の懐がありましたので、こんなモールを回しています。
リビングのフォーカルポイントのアートに合わせ廊下もアートを飾るために、追加発注頂きましたので、合わせてアーティストに書いてもらいました。
設計変更の段階では、廊下のアートのお話が出ていなかったので、アート用の照明を設定してませんてましたが、ダウンライトのある場所の壁が効果的なので、その場所と、突き当たり用に作らせて頂きました。(Art協力:ジルダールギャラリー)
他のお部屋もLDKと同じイメージですが、お子さんのお部屋は少し違いました。
お手持ちの家具を利用し、オレンジとイエローグリーンが基調なエレガントに仕上げています。
まだランドセルを置く場所が必要なご年齢でした。
洗面所なども、デコレーションさせて頂きました。
ラベンダーカラーがテーマカラーで、やはりフェミニンさを重視しています。
フェミニンさを残すのは、お子さんのためでもあったと思います。
この当時は、シンプルモダンやナチュラルモダン、モダンラグジュアリーの空間が日本のマンションでは主流だったこともあり、モデルルームなどはお客様のイメージに合うものがありませんでした。
今も、やはりトレンドに合わせたマンションギャラリーになっています。
トレンドなど、一般に流行っているものが安心!と言う方と自分のお好きなものに囲まれたい方、個性を大切にしたい方など様々だと思います。
インテリアデザイナーとの住まい創りは、様々な思いを具現化できます。
今回も、ご自分の好きな空間をインテリアデザイナーを指名する事で、具現化された一例のご紹介でした。