ストーリー(12) H residence
インテリアデザイナーとの住まい創り
ストーリー第12弾
Paradise blue パラダイスブルー
寝室が手狭になったので、リフォームしたいとご依頼頂き、お話を伺いに行きましたところウォークインクローゼットがお洋服でいっぱいになって、寝室まで占領している状態でした。
廊下や押入れなど含めて、ウォークインクローゼットの拡大をしつつ、ベッドルームを機能的にリフォームする事をお勧めしました。
断捨離が必要なのでは?というお話もし、少し整理をしましたが、ファッションを楽しんでいらっしゃるお客様には必要なスペースだと分かりましたので、スペース拡大の提案となりました。
インテリアイメージは、リゾートホテル。
ハワイの海辺のリゾートホテルのような雰囲気で日常の忙しさをリセットして寛ぎたいと言う事でした。
こちらがベッドルーム。扉の奥はウォークインクローゼット。実はベッドルームより広いです。
ウォークインクローゼットで、ご夫婦のゾーンを分け、ご夫婦でお洋服を選びセットアップされたり、座って休憩したり着替えたりできるようにしています。
お部屋の間仕切り壁は全てミラーになっています。
寝室でのお着替えにもとても便利です、また、お部屋がより一層広く見えます。
扉を閉めるとこんな感じになります。
ファブリックのジオメトリックな柄に合わせたファブリックガラスの扉は、寝室からウォークインクローゼットの中の様子が何となく分かる程度にして欲しいとのご要望に、ご提案した建具です。
天井吊になってますので開けると床には見切りや溝はありませんので、自然な繋がりのある部屋というよりウォークインクローゼットの中にある寝室のようです。
ベッドヘッドの後ろも実は収納になってます。
ナイトテーブルの後ろにちょっとした収納を用意してます。
窓辺は、海をイメージしたファブリックを選び、ホワイトの木製ブラインドにオンして取り付けました。
写真を撮る際に、スツールをベッドの足元から壁面に移動して撮影しています。
このグラデーションコーディネートを強調するためにART下に置いてみました。
このアートはお部屋のイメージに合わせてオーダーしています。
こちらはウォークインクローゼットをベッドベッドから見た写真。
クッションとボルスターは同じメーカーの記事で使ってます。
白をベースにブルーとイエローをキーカラーとしています。
ウォークインクローゼットの中には、靴を箱のまま閉まっておけるスライドラックがご夫婦それぞれに作ってあります。
アクセサリーやネクタイ、帽子、スカーフ 、ベルト、それぞれに取り出しやすい収納としています。
寝室出入り口外の廊下には、頂き物の箱物などを収納できるパントリーがあり、入口から近いクローゼットの扉からクローゼットに入ると郵便物などの仕分けも出来る様になっています。
ワインクーラーコーナーもあります。80本位入るクーラーでした。
こちらはナイトテーブルに置いたデーブルスタンド
パイナップル🍍みたいな形は、手作りな照明。
サイドボードの上のデコレーション。
こちらは、この空間のポイントになっているジオメトリックなファブリックでオーダーしたクッション。
こちらは造作のスツール。
脚の形状は、脚もの全て統一して使ってます。
その他のこだわりどころ。
ナイトテーブルは天板がスライドで出てくるようになっていますので、ガラスや書籍やスマホなど置いていただけます。
照明は入口近くの壁とベッドヘッドの壁でシーンコントローラ造作できるようになっています。
ファブリックは海外のものですので、デコレーションしている小物も含め、輸入しているものですので、プラン決定時に(工事始まる時期より早く)手配をかけています。
時間のかかるオーダー品は6ヶ月〜4ヶ月、ファブリックで海外在庫があるもので有れば2週間と幅がありますが、それくらい時間を見ていただく必要があります。
輸入品を気に入ってくださるお客様には、こんなタイムスケジュールをご理解頂き進めていきます。
フィニシングタッチを工事完成直後にさせて頂け、プロの撮影もスムーズに進行しました。
こうゆうケースは特にお客様と一緒に(協力しあって)作り上げていると実感します。
ps 子供さんやお孫さんにも、とても好評でこのお部屋に行きたい!って人気の部屋だそうです。
とても嬉しいお話でした。