ストーリー(14)-3 多治見市モザイクタイルミュージアム2階
インテリアデザイナーとの住まい創り
ストーリー(14)-3
多治見市モザイクタイルミュージアム2階
『 ジャパネスクルーム 』
伝統と革新。
イノベーティブジャパニーズスタイル &岐阜県コラボブースということでスタートしました。
日本には床の間という文化があり、客間のディスプレイスペースとして、軸などを飾っていました。また違棚や書院などのスペースもありました。
現代では和室を作らないお宅も増えています。
床の間的なスペースを是非設けて楽しんで欲しい!洋室でもこんなコーナーがあっても良いのではと言うことで、フローリングのお部屋に、アクセント壁を創り、違い棚コンソールを設置しています。
墨色の両側の壁は、300角のタイルと300×600の大判タイルを貼っています。
艶を落としているこのタイルは、とても落ち着きがあります。
中央には漆喰のタイルに漆のパネルをはめ込んでアクセントにしています。
漆喰のタイルは、調湿、調臭機能があり、漆には抗菌作用もあります。
使う面積によって効果は変わりますが、とても気持ちの良いスペースになります。
『ウォールデコ漆』
写真の漆パネルの上から
アウトセット(ベースの壁から少し浮かせています)
『紫 布目』98
インセット(漆喰タイル4枚分にはめています)
『溜 布目』62
インセット(漆喰タイル1枚分にはめて凸にしてます
『紫 布目』31
アウトセット(ベースの壁から少し浮かせています)
『白漆の螺鈿』150
『URUSHIアクリル照明カバー』
こちらは、漆アクリル照明ボックス
ミュージアムでは、『白漆の螺鈿』150 と入れ替えて設置しています。
照明器具として使っているわけではなく、カバーとして創りました。将来は照明器具にも考えています🤗
漆の何とも言えず柔らかい色合いが落ち着きます。
沈金の技術で作っているんです、とても素敵です。
さて、このブースは岐阜県コラボブースとなっているとお伝えしました。
どうコラボしているかというと、
床は東濃檜、照明は美濃和紙のペンダント照明、椅子と違い棚は飛騨産業さん。
もちろん漆喰タイルも多治見ですからね。
このブースは、何度もテーマやブース自体の大きさがかわったりしましたので、4回目のパースになりますがこんな提案をしています。
そして、ミュジアム2階のパンフレット用には下記のプランも用意しました。
こちらは磁器質タイルと漆パネルの組み合わせ。
『土間のある空間、ダイナミックジャパン』
両側のタイルも山肌の土の風合い残るタイルで素朴さを感じさせ、中央の壁は日本の格式を表して外と中の『間』演出し、雄大さをダイナミックアレンジにしています。土間にもタイルを貼っていますので、ここから色んなアレンジを想像して頂きたいと思っています。
こちらは『グレースフルジャパン』
両側の壁のタイルは川のさざ波を中央の壁は木漏れ日をイメージしています。
床には梅の花が咲いた枝の絵が施されたカーペットを張っています。
組み合わせ方で幾通りの雰囲気を演出できます。
こんな風に、同じ間取りや空間でもタイルなどの仕上げ材のセレクトや組み合わせで、インテリアイメージが変わります。
インテリアデザインの妙とでも言いますか、コンセプトに沿って空間を創り上げて行きます。
タイルを使ったインテリアデザイナーとの住まい創りのご紹介でした。
多治見市モザイクタイルミュージアム2階のパンフレットは、検討中とか、将来に向けて検討されている方はアンケートご記入いただくと、お渡ししています。
ご興味のある方は、コンシェルジュに声を掛けてくださいね、
どんなコンセプトでどんなタイルを使っているか、他のパリエーション提案とか、2階フロアーを観るだけでは判らない詳細が分かります。
ブースで展示で幾つかは、タイルと同じく販売もしています。
例えば、今回ご紹介の漆パネル。
基本的にはセット販売ですが、少数での販売も可能(少数(バラ)販売は期間限定)になります。
違い棚も販売してます。(ミュージアムオリジナル家具)
それ以外にはリビングブースのアートミラーやガールズルームのタイルパネル照明、モザイクタイルアートなども実は販売しています。
詳しくは実物を見に、是非お出掛け下さいませ。
新型コロナウィルス感染予防対策でしばらくは予約制となっていますので、対応が遅れる可能性がありますので、ご了承くださいませ。