ストーリー(16 ) -2 新日本印刷コンバージョン
インテリアデザイナーとの空間創り
ストーリー第16弾-2
16ー1でご紹介した新日本印刷様のコンバージョン。コンセプトをどのように空間で表現したかbefore afterの写真で紹介しました。
16-2では、1でご紹介していない他の空間をご紹介します。
こちらは社員食堂。
色を扱う印刷会社様ならでは!で、こちらからのご提案以上に色を取り入れるコーディネートのご要望を頂き楽しい社員食堂になりました。
とにかく社長がハイセンスでスマートで楽しい方で、この社員食堂は社長室よりも熱心に打ち合わせくださいました。
このFOX🦊の柄は消火栓のスチールの壁にもシートに印刷して貼りましたから、徹底しています。
奥の壁に赤い丸見えますよね、ここです。
インテリアに溶け込んでます。
そして、チェアーもテーブルごとにデザインを変えています。
毎日のランチ時間が楽しくなるように。
さて、次のエグゼフティブなフロアや部屋はブルーが基調になっています。
こちらは応接室。
『線』で、“つながる“と”交流”をイメージした壁がアクセント。
アートは、その中に癒しを感じられる物を飾っています。このアートはこの部屋の中で製作してもらいました。
IMAGINE Design Robert N.Moore
こちらも応接室。
ジオメトリックな柄のクロスはダークブルーとグレー。ARTは合わせて選んでします。
新日本印刷様のARTは、全て同じアーティストによる作品です。
そしてこちらは、カンファレンスルーム(会議室)
アクセントの壁とチェアーはブルー。
以前の会議室はこんなお部屋でした。
こちらは社長室。
デスクと応接テーブルのカラーに合わせ、飾り棚、腰や柱、天井付け梁の塗装をしています。
このひと手間で違ってきますので、手を抜きません!
社長様のご要望と、社長様の持っていらっしゃる雰囲気から、上質で品のあるクラシカルモダンな空間に仕上げました。
こちらは、クッションを納めさせていただいてから、再度写真を撮らせていただきました。
来客者に対する気遣いが表れています。
以前の社長室beforeからのafterとして動画で TAKUMI/匠 の挿入曲を流して、素敵な笑顔の社長に登場してほしい。
そんな気持ちになりました。
ちなみに、こちらが社長室に改装前のスケルトン写真。(Beforは、コンプライアンス。)
こちらは、マテリアルボード。
提案後にゼネコンさんへの工事指示書になるボード(一部です)です。
このようにすべての部屋に最終指示書になるボードを提出して進めています。
提案書などは、企業のセキュリティー上ご紹介いたしませんが、平面図、展開図、天井伏図はもちろん
コンセプトシート、家具アイテム提案書、マテリアル提案書全て各部屋ごとに提示し、打合せをしています。
こちらは、エグゼクティブフロアのトイレ。
自然の風合いを感じるタイルを使い、シックに仕上げています。
こちらは、2階の企画室。
デザイナーのオフィスです。
以前の問題点を解消し、レイアウトを変えデザイナー同士のコミュニケーションとクリエイティブな作業を
可能にしています。
この写真の中央のテーブルに集まると、カンファレンスが出来るようになっています。
ディレクターが、フロアーを見渡せるのも重要でしたので、トール収納などの書籍等は別の場所に
集中させています。
こちらは、休憩コーナー兼資料室。
こちらは1Fの営業部のフロアー。
床のカーペットは「線」でつながりを表現しています。
1階が工場、2階がオフィス、3階が会議室だった自社ビルを、現状の問題点を解決しつつコンバージョン及びリノベーションで
快適なオフィスに蘇らせた実例です。
インテリアデザイナーがプロデュースすることの重要性を、設計事務所さん、ゼネコンさん、そしてお客様が実感くださった
物件でもあります。
実際に経験してみないと解らないところではありますが、インテリアデザイナーとの空間創りの重要性が伝われば幸いです。
新日本印刷様ホームページ
https://www.s-pri.co.jp/
コンバージョン:用途変更して資産価値を高める手法
リノベーション:用途変更をせず資産価値を高める手法