ストーリー(18 ) 健康住宅ショールーム
インテリアデザイナーとの住まい創り
ストーリー第18弾
6年前に住宅ショールームをデザインさせて頂いた物件のご紹介。
先日ご挨拶に行こうと、お電話したら移転されたとお聞きして、以前の場所には無いとのこと。😞
このショールームオープンしてから、受注が増えたとのことで、来館者からお褒めの言葉も多いとお聞きしてました。少し寂しいですが、移転された新たな場所でもこのイメージに近い形で運営されているとのことですので、応援したいと思います。
さて、このショールームは、JCD中部(商環境デザイン協会)でヤングデザインアワードの銀賞を頂いた物件です。
beforeはこちら。
在来工法で昔ながらの住宅会社さんでした。
1階はエントランス、有人受付とオフィス。
2階はショールーム。
2階に上がるとこんな感じになってます。
予約のあるお客様を対応する、カウンター。
そして、外壁や、屋根、床材、カーテンレールなどの展示スペース。
抽斗の中にも、サンプルが沢山入るようになっています。
そして、ミーティングコーナーは以前から使用されている、みみありの無垢材のテーブルを使用し、照明は和紙のペンダントを取り付けてモダンにアレンジしました。
チェアも、事務用チェアよりホームオフィスと言うかダイニングの空間をイメージして頂けるよう、木のチェアも選んでいます。
有機的なラインがとても人気の高いチェアです。
以前は、材料は上質なものを使っていても統一感がなく・・・
見本の材料は、棚に積み上げている状態でした。
打ち合わせの効率も悪く、良い材料もよく見えないので、もったいない感じでした。
このアプローチの両側にミーティングコーナーやキッズルーム、応接室、展示コーナーを配置して、それぞれのコーナーをスタイル違いでコーディネートさせて頂きました。
木材をつかった和な空間でも、コーディネート如何で雰囲気が変わるという事をご覧頂けるようにしました。
フラワーアレンジや書などのデコレーションもさせて頂きました。書は社長のお手持ちの素敵な物を折角ですので、飾って頂きました。
展示コーナー。
メインのミーティングルーム。
大胆な和の中に、エレガントで女性にも喜んでいただける優しさをプラスしました。
扉を開けると、キッズコーナー兼リフレッシュコーナーになってます。
このキッズ兼リフレッシュコーナーは3つの打ち合わせコーナーに隣接していますので、とても使いやすいコーナーとなっています。
この円窓の向こう側には、別の受付ミーティングがあり、障子を開けるとキッズコーナーでのお子さんを見ながら打ち合わせができます。
こちらは応接室、
床はフローリングですが、建具はアクリワーロンという破れない和紙の障子になっています。
引き込みになっていますので、大きく開口とれますので、多目的な使い方ができます。
シノワズリーなスパイスを利かせています。
限られたスペースでも、障子ですと明かりも入り、圧迫感がないです。
こちらは、奥のミーティングルームから見通せる廊下。
キッズコーナーの襖は唐紙で伝統柄。
こちらは、円窓の奥のミーティング。
和に少し北欧のテイストをミックスしています。
円窓を閉めている時はこんな感じです。
カーテンと、チェアの張り地、障子のアップの写真。
そして、トイレはタイルの壁に陶器製のベッセル型手洗いとし、ナチュラルにリフォームしています。
カウンター天板は無垢材、
因みにこちらがアワードエントリーのボード。
こちらのショールームも完成時に写真を撮らせて頂きましたので、こんなふうにアルバムにしています。お客様も完成アルバムを竣工時にお渡ししていますので、記念に保管してくださってます。
右から3番目、上に丸い窓の写真が、この物件。
ショールームや店舗は5年周期くらいで、リニューアルされる事は、多いですので住居とは違いこうゆうケースは、寂しさは有りますがよくあります。
こんなアルバムが.思い出と今後もお役に立つツールになればと思います。