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ホテル視察編(3)

ホテル視察編(3)

3年前ですが、当時面白いホテルがオープンしたなと興味があり、出張時に泊まってみよう!

という事で、泊まったホテルリズベリオ赤坂

何が面白いかというと、コンセプトの『目覚め』『覚醒』をどう表現したのか?

新進気鋭なアーティストとコラボしたアーティストキュレーションホテルというところ。

それから、コンパクトな空間の使い方が斬新なところが、従来のホテルと違って面白いと思ったんですね。

もちろん、事前に雑誌やホームページにて空間デザインを見ていましたので、何か今後のヒントになればと。

ブランドストーリー

ホームページのトップにブランドストーリーがありましたので、ご紹介

アーティストキュレーション

71室に新進気鋭なアーティストがオリジナルアートを描いていることが紹介されていました。

 

出張の前入りで夜に到着しました。

ホテルの外壁のサインが浮かび上がって印象的。

ホテル入り口壁サイン

 

ホテル外観

制服のせいか?バックの壁のデザインのせいか?

独特な雰囲気がありました。

セミプロコンシェルジュ・・ いや失礼ラフ感が良いのだと思います。

受付でチェックイン

 

これを未完成なデザインと言ったのか?

一枚板のテーブルや暖炉とネオンサインのギャップが面白い。

ホテルロビー

ライトインスタレーションだそう。

外の天気を表していました。

天気のサイン

ミラーとレンガと木とアイアンのインターネットコーナー

ロビー

そしてお部屋に移動。

右手の壁がアーティストによるオリジナルアート。

各部屋で違うらしいので、お部屋の内装が共通していてもアートで印象が全然違うと思います。

次は別のお部屋にってなりますよね。

客室

このホテルのカラースキームが、ホームページに載ってますので、ご紹介。

カラースキム

 

目に飛び込んできたのが、クッションにホテルのロゴを刺繍したRの文字。

クッションの刺繍が素敵。

ロゴの斬新さと黒とゴールド?カッパー?の色使い。無地でシンプルなクッションがこのロゴによってブランド化している。

ベッドに寝転がるとテレビ

コンパクトな空間を機能的に考えてあるのが面白い。入り口入ってすぐ横にTVが有る訳ですが、別に違和感がありませんでした。

水廻りの配置の面白さ

ベッドの横お部屋の奥行き分がガラスで水回りになっている!扉だけブラック。

大きな洗面ボールに水栓金物が一個ですが、長手方向の両側から使えるようになっています。

トイレの手洗いと洗面の手洗いを兼ねており、2人で両側から使うことが可能になっています。

ベッドと壁の間の腰壁の天板がコンセントやUSBのポートが付いています。

残念なのが白のプレートの空調リモコン。

メーカーさん白以外に、黒とかグレーとかカラーを用意しておいてくれれば・・・と普段から感じていますが、照明や給湯器、床暖、エアコンなどのリモコンプレート。

 

こちらはドアノブにかけるなではなく、マグネットになっている起こさないで〜のプレート。

なんだか手作り感が、でもかける手間が無いのは良いですね。

サイン

 

一般的でない物を見ると、マニアックに記録写真を撮ってしまう。手前のレールは黒い扉が走る場所。ガイドついてますね。

建具の納まり

向かい合わせの手洗いボールの下、別に仕切りなしですよね。

配管の納まり

洗面ボールのメーカー確認!

手洗いボールメーカー

 

かわいいサイン発見。コンセントは棚の中🔌

洗面コーナー

アップにするとわかりますか?

コンセントココだよサイン

そして、アメニティはワゴンに入ってるのね。

ワゴンもコンセプトカラーパレットで作ってますね。

アメニティチェック

 

アメニティシンプル

シャワー室は、水栓金物以外は普通にシンプル。

シャワー室

水廻りがホワイトな空間、お部屋がブラックと木目なセパレートな作り。この間の通路以外は無駄なスペースは無く、アートの壁が引き立ってました。

シャワー室

 

 

このホテルのは、ロゴも面白いですしサインも面白かった。

突き当たりのフロアのサイン

共有部のサイン

6階の6が

供用部サイン

エレベーターホールのサイン

供用部サイン

ブランドストーリーで、紹介されてましたが、これだけのプロが関わって作っていれば面白くなりますよね。

 

黒とゴールドと木と白 このカラーコーディネートは、ブルックリンスタイルやインダストリアルなスタイルでよく使われますが、定番のジャパニーズスタイルのカラーでも有るので、アレンジによっては如何様にも楽しめるのではないかと思います。

日本人の目と海外の方からの見え方はきっと違っているのではと思います。

 

チェックしてから、お部屋の使用感を出す前にザーっとインテリアや、アメニティを見ながら記録写真を撮り、その後くつろぎタイムに入るのがいつものパターン。

この日の夕食は、ホテルのロビーの横のレストラン。人が沢山いらしたので、空間の写真が撮れなかったので、ホームページのお写真で、ご紹介。

夜はこのレストランで。

 

ホテル視察でインプットのひと時のご紹介でした。

インテリアデザインをご依頼くださるお客様は、よくあそこのホテルのイメージが良かったと、おっしゃいます。

もちろん今ではネットでサクサク検索して写真は見れますが、体感していることで、よりお客様のご要望を理解できます。

高級ホテルを泊まり歩くことはできませんが、一年に1回くらいでしょうか、奮発して泊まります。

それ以外はビジネスホテルに宿泊していますよ。

インテリアの勉強されている方は、色んなホテルの客室を体感されると良いと思います☺️